楽器の試聴++
2013/08/03
バージョンアップしました！
- 「波形加工」に対応
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いくつかのバグフィックス
「楽器の試聴++」の紹介
私は、テキストベースの MIDI シーケンサとして Muse を使用しています。
音源の機能をより高度に使用した曲作りを試すとき、ハードウェア MIDI 音源がもつパラメータや音色の多さに比して、Muse の「楽器の試聴」ダイアログで設定できる項目の数はいささか不十分に感じます。
具体的には、以下のような点が挙げられます。
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バンクが限られた範囲、かつ、連続的にしか指定できない。
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バンクに対する音色名が表示されない。
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一部のドラムス音色しか指定できない。
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一部のエフェクト（コーラス・リバーブ）にしか対応していない。
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GS 音源以外には対応していない。
これらを解決するものとして、「楽器の試聴++」というソフトウェアを開発しました。本ソフトウェアはオリジナルの「楽器の試聴」ダイアログと比較して、以下のような特長を持ちます。
- 音源に搭載するバンクだけを指定できる。また、すべての音色を指定できる。
- 各バンク・音色・ドラムス音色の名称を表示できる。
- 全てのドラムス音色に対応している。
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インサーションエフェクトにも対応している。また、エフェクトの各パラメータを GUI によってエディットできる。
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XG 音源にも対応している。
- ユーザの使用音源に合わせてユーザが設定を編集できる。
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MIDI キーボードで編集した音色をリアルタイムに確認できる。
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Muse ライクなユーザインタフェース。
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Muse パラメータのダンプ機能。
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いちばんわかりやすいメリットは、バンク選択が非常に楽になることや、各バンクの楽器名称が表示できることかもしれません。
本ソフトウェアは以前ここで公開していた「楽器の試聴+」のバージョンアップ版です。
スクリーンショット
ダウンロード
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定義済み音源：XG音源（MU1000, MU50,
S-YXG50）, GS音源（SC-8820, SC-88pro, SC-88）
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上記にない音源は、それに近い音源を選択してください。
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インサーションエフェクトについては、現時点では一部しか対応していません。
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下線部以外の音源については暫定版とします。
基本的な使いかた
（初回起動時 / 音源を変えるとき）
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使用する音源を選択して、「OPEN」ボタンを押された状態にします。
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音源に合わせて、定義データを選択します。
選択するとリセットメッセージが音源に送信され、ボタンの配置が変わります。
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これらの設定は保存されるので、次回起動時以降の設定は不要です。
（通常の音色を試聴するとき）
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「Inst.」タブをクリックすると、通常音色画面が表示されます。
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選択したい音色のボタンをクリックすると、その音色の音が鳴ります。この音は画面上を右クリックすることで停止されます。
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音程や音量は左下のコントロール群によって変更できます。
（音色のバンクを指定するとき）
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音源に搭載のバンク一覧は中央のリストボックスに表示されます。
リストボックスをクリックすることで、音色を確認することができます。
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左下の矢印ボタンをクリックすることでも、バンクは変更できます。
（ドラム音色を試聴するとき）
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「Drums」 タブをクリックすると、ドラム音色画面に移行します。
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上側のボタンは、音源に搭載のドラムの種類が表示されています。試聴したいドラムをクリックします。
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下側のボタンは、演奏できるドラム音色とその名前が表示されています。クリックすることでドラム音色が試聴できます。
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音程は左下のどこかに表示されます。
（MIDI キーボードを使用するとき）
MIDI キーボードなどの入力から、リアルタイムに「楽器の試聴」を行うことができます。
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使用する MIDI キーボードを選択して、「THRU」ボタンを押された状態にします。
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音色を選択して、MIDI キーボードを弾いてみてください。
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「Show KeyBoard Visualizer...」ボタンを押すと、より楽しく演奏できます。
（編集した音色・パラメータのデータを保存しておきたい）
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「Save」ボタンをクリックすることで、編集した音色とパラメータをファイルに保存できます。
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再び「楽器の試聴++」にロードするには、「Load」ボタンをクリックして、音色ファイルを選択します。
（エフェクト編集など、高度なつかいかた）
いろいろ試してみてください。
エフェクトなどのタブで「Dump All Params.」ボタンを押すと、Muse
文法の形式でシステムエクスクルーシブメッセージが出力されますので便利です。
本ページで公開のソフトウェアを使用したことで生じる損害などについて
製作者は一切責任を負いません。
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